首が痛い!首の痛みの原因と治し方!

「首が痛い原因と治し方」

■首の関節痛を起こす主な疾患と原因

①交通事故のむちうち(頸椎捻挫)

急激に外力がかかる事で、首がむちのように、激しく、しなるような動きをさせられるために起こる症状です。初期には無症状でも、後に後遺症として、様々な関連症状が出る場合もありますので、まずは病院で精密検査を受け、適切な処置を受けた後、経過観察が必要になります。

②寝違い、ストレートネックなどの悪い姿勢によるもの

ストレートネックとはスマホの普及などで、長時間、生理的に不自然な姿勢を続けることで、頸椎から出ている神経を圧迫したり、頸部の血流不良が起こり、痛みや痺れが生じる病態の事を言います。寝違いは比較的、早く解消しますが、ストレートネックは長い期間かけて、起こると考えられるため、場合によっては、牽引などで骨格の矯正が必要になることもあります。

③頸椎の脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症が頸部で起こる場合です。腰部同様、痛みや痺れが生じます。

④頚椎症性頸髄症

頚椎が変形する症状を、変形性頚椎症といいます。頚椎症は変形性脊椎症のひとつです。変形性脊椎症は病気ではなく、加齢性の変化ですが、それが脊髄を圧迫するまでに及ぶと、頚椎症性脊髄症といわれる疾患になります。

手足のしびれ・痛みなどの感覚障害や、手を動かしにくくなる運動障害に加えて、尿や便が出にくくなる障害なども起こる場合もあります。

⑤頚椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアが頸部で起こる疾患です。腰部に多い疾患ですが、頸部にも出ます。下半身にも症状が出る場合もあります。

⑥狭心症、心筋梗塞の前兆

首の左側だけが、頻繁に痛む場合は、狭心症、心筋梗塞の前兆(内臓帯壁反射)である場合がありますので、注意が必要です。逆に右側だけが痛む場合は、この心配は少ないです(皆無とは言い切れません)。

■治し方

頸部は、脳へ栄養を送る血管が走行していたり、脊髄神経の上部に当たる部分なので、ここが傷つけば、全身に影響が出たり、場合によっては命に関わる事もある部位です。その為、症状が軽くても、なるべく、早期に病院を受診しするようにしてください。その前提で、家庭で出来る処置をご紹介します。

①交通事故のむちうち

むちうちは初期は原因がはっきりしていますが、時間が経ってから顕れる後遺症は因果関係を特定しずらいものです。その為、病院受診後も経過観察が必要ですが、治療終了後、何年も経ってから症状が出る場合もあります。その為、通院中に、専門家に適切な指導を受けた上で、頸部を柔軟にするストレッチや軽い体操、ツボ押しなどをして、頸部の筋肉を柔軟にして、頸椎を正しい位置に戻す事で後遺症を防ぐことが肝心です。

②寝違い、ストレートネックなどの悪い姿勢によるもの

寝違いは枕を合うものに変える事や寝方自体を変えるのも有効です。症状が起きた後は、軽いマッサージや、指の腹で軽く、首のツボ(押して気持ちよいところや痛むところ)押しをすると、効果的です。ストレートネックは、軽いストレッチや、首の矯正運動などをして、頸椎を正しい位置に戻しますが、症状が回復しない場合は、病院を受診しましょう。

③頸椎の脊柱管狭窄症

症状が軽度の場合は、頸部の硬直した筋肉を軽くマッサージしたり、適切な運動、ツボ押しなどをする事でほぐします。軽快しない場合、狭窄が進んで、頚椎症性脊髄症になっている可能性がありますから、病院を受診しましょう。

④頚椎症性頸髄症

痛みがひどい場合などは、応急処置で、市販の消炎鎮痛成分が含まれた湿布などを貼るなども出来ますが、症状が強くが出ている場合は、速やかに病院を受診するようにしましょう。

⑤頚椎椎間板ヘルニア

ヘルニアが原因の場合は、突出した椎間板を戻すか除去する必要があります。軽い場合は硬直した患部の筋肉をほぐす事で、症状が緩和する場合もありますが、どの程度、突出しているかは、検査しないと、通常はわからないので、まずは病院を受診しましょう。

⑥狭心症、心筋梗塞の前兆

まずは病院を受診して、検査を受けましょう。

■首の痛みに効果のあるツボについて

ツボの場所や名称などに拘らず、押してみて、痛い部分と押してみて、気持ちよい部分があるので、そこを探します。気持ちよい部分を軽く、指圧すると効果が出やすいです。痛い部分は軽く押してみて、痛みが緩和する場合、何度か続けてみるとよいでしょう。痛みが治らないときや悪化する場合は即座に辞めるようにします。また、首が痛いときだけでなく、頭が痛いときは、後頭部から首の後ろにかけて、同じように指圧してみるとよいです。